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『ぼくと未来屋の夏』 2

2005/6/29(水)
    『ぼくと未来屋の夏』 2  はやみねかおる作 講談社

いつの間にか父さんや母さんと意気投合し、
風太の家に住み着いた<未来屋>猫柳さん。
夏休みになって、自由時間を楽しんでいた風太に
ちょっとした事件が起きる。
町の真ん中にある神社の「神隠しの森」で、
散歩をさせていたポチが目の前から突然消えたのだ。
この森は、かくれんぼをすると最後まで見つからない子が
いるといわれている。

ポチを探す風太の前に現れた猫柳さんは、
ポチはすぐに出てくるという。
そしてそのとおりに、ポチはすぐに現れた。
でも、どうして分かったんだろう…。


猫柳さんと風太の話が、少しずつ始まってきました。
お話としてはまだまだ助走。でも、すぐに
お話の中に入り込む瞬間がやってきます。

それは、う~ん、この次くらいかな。お楽しみに。

子供たちは長編の体勢になり、ゆっくり聞き始めたようです。
ボーっと外を見ている子もいますが、
聞き流してもいいという空気が大事。
読み聞かせは”お勉強”ではありませんから。
でも、何人かの子は、じっと聞き入ってくれて
読み手としては嬉しく、同時に気が抜けません。
何回かつっかえながらも、なんとか今日の予定分は終了。
最後はチャイムの音に重なり、声を張り上げてしまいました。

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『ぼくと未来屋の夏』①

2005/6/23(木)
    『ぼくと未来屋の夏』①  はやみねかおる作 講談社

「未来を知りたくないかい?」
6年生の山村風太は夏休み直前に、
未来を売るという<未来屋>猫柳さんに出会った。
風変わりな猫柳さんは、そのまま
風太の家に住み着く。
そして、小学校最後の夏休みの物語が始まった…。

導入部からしてわくわくする
ジュブナイルの旗手、はやみね氏の長編。
6年生の男の子の周りに起こる事件に、
猫柳さんという25歳の男性といっしょに立ち向かう
冒険の物語です。

文字が大きいとはいえ、全部で300ページ。
今年度の6年生の読み聞かせは週1回なので、
時間がかかり過ぎるようで、どうしたものか迷いましたが、
あまりに面白そうなので個人的な趣味で選んでしまいました。

初回の今日は導入部の後、風太の家族など
背景説明がつづく箇所。子供たちは少しだれたかな!?

長編の場合は、その世界に入り込むまで
どうしても時間がかかります。
このあとの2、3回が勝負。
それでも皆が乗ってこないなら、
いさぎよく諦めるとして、とりあえず、スタート!です。

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『消える人たち』

2005/6/13(月)
     『消える人たち―九つの不思議な話』
                       斉藤 洋 作 小峰書店

17年度最初の読み聞かせです。
読み聞かせもいよいよ6年目。
1年生の時から聞いてきた子供たちは
本当に大きく、大人びた顔つきになってきました。

本書は9つの短編が入っている本で、
以前、この中から、「タクシーにまつわる話」を読んだ事があります。
そのことを告げると、「あーぁ、あれ」という声が聞こえ、
本年度読み聞かせタイムにみんなの気分も突入したようです。

今日のお話は、遊園地や駅や道端で消えてしまう人たちがいると
いう内容でちょっと不思議な物語。
普通に考えると、それって幽霊でしょ?という話ですが、
作者はそうとは断定せず、幽霊なのか、なぜ消えるのか、
何者なのか…といったミステリーな空気を上手く表しているので
ちっとも怖く感じません。
とても、ふんわりとした、夢から覚めたような読後感のある話です。

読んでいる途中で窓からの風で壁の掲示物がパタパタうるさく、
それを押さえながら読んでいたら、S君が押さえに来てくれました。
ありがとうね。

子供たちも私も、今年で読み聞かせは終わり。
今年もよろしくお願いします。

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